陽明会
子どもの組み手・松本会長

陽明会の精神と理念

 陽明学は、古代中国王陽明による、儒教革新の立場から構成された学問であるが、儒教の目標は人々の「心」を修め高めることで、心学的立場をようりつするものである。この傾向は静坐法によって、「心」を 清澄 セイチョウにして宇宙の「理」を直観することである。宇宙の「理」とは、自己の「心」と「理」を直観的に結合することである。儒教の実践制を高め「 知行合一 チコウゴウイツ」を理念とし、「行」を離れた「知」は存在しないとし、また「知」は「行」によってはじめて、真の「知」となると、言う理論である。これを「 心即理 シンソクリ」と説く。
 本来、「心」と「理」は一つのものであるから、「理」を知ることは知的に物事を理解することで「行」によって心の理を発現することである。謂わゆるこの理論が陽明学の基礎である。
 陽明学によれば、「心内の物」すなわち倫理的な行動意欲を正しくすることが「格物」であり、倫理の内面化、自律化を教えるものである。倫理の規範は「心」の内に求め、すべての人間の心には「良知」が存しており、これを「致す」ことが、すなわち「行」に実現となる。
このことが根本理念である。日本における陽明学は、三輪執斎により普及したが、陽明学固有の平等主義思想は、明治維新の中にも陽明学的な教養を多分に受けた人々が活動している。
人間の平等とか、倫理の極度の内面といった考え方がそれである。

  1. 私達は、「良い生きざまをしたい」と言う強い意志を持つ、それを「空手道」を通して実践したい。
  2. 聖人とはすべての中に存在する“「万物一体」”の天理を、道徳的感直力によって、「心即理」となし曇りなく知覚(良知)しそれをすべての事象に自ずと実現(知行合一)できる者のことである。

 
私達の目的は、良い生き方をする為に「空手道」の修行を通じて、誰もが本来持っている「良知」の曇りを払い「 知行合一 チコウゴウイツ」を実践するものである。
 
◎「 知行合一 チコウゴウイツ」とは、知識と行動は同じ物であり、知りながら実行しないのは本当に知っていることにはならない。

…本当の知とは必ず行為をともなう…